※:MedDRA/J PTの毛細血管漏出症候群、毛細血管透過性増加、サイトカイン異常、サイトカイン放出症候群(CRS)、サイトカインストーム、サイトカイン検査、及び貪食細胞性組織球症をCRSとした。
※:MedDRA/J PTの毛細血管漏出症候群、毛細血管透過性増加、サイトカイン異常、サイトカイン放出症候群(CRS)、サイトカインストーム、サイトカイン検査、及び貪食細胞性組織球症をCRSとした。
a:5~15μg/m2/日(1サイクル目の1~7日目は5μg/m2/日、それ以降は15μg/m2/日)を投与された患者
本剤投与群で認められた各投与サイクル別のCRSの発現率(海外第Ⅲ相比較対照臨床試験1))
また、国内第Ⅰb/Ⅱ相臨床試験4)、海外第Ⅲ相比較対照臨床試験1)、海外第Ⅱ相臨床試験2)、海外第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験3)で発現したCRSは、下記のとおりでした(n=440)。
国内第Ⅰb/Ⅱ相臨床試験4)において、成人ではCRS事象を発現した患者12例全例でCRS事象が消失し、消失までの期間中央値(範囲)は4.0(1~132)日でした。小児では、5例全例でCRS事象が消失し、消失までの期間中央値(範囲)は2.0(1~20)日でした。
また、海外第Ⅲ相比較対照臨床試験1)において、CRS事象を発現した患者のうちCRS事象が消失した患者の割合は95.3%であり、消失までの期間中央値(範囲)は3.0(1~21)日でした。
随伴徴候の一部はinfusion reactionと鑑別が困難である。
MedDRA/J ver.20.0(国内第Ⅰb/Ⅱ相臨床試験4)、海外第Ⅲ相比較対照臨床試験1))、MedDRA/J ver.19.0(海外第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験3))
随伴徴候の定義:CRSに関連する事象の発現日を含む前後7日間に発現した有害事象(MedDRA/J PT)をCRSの随伴徴候とした。
※1:本剤投与時に3例以上に認められ、かつ発現率が3%以上であったCRSの随伴徴候
CRSが発現した場合は、中止、中断又は減量などの適切な処置を行ってください。(「副作用による投与量の調節について」参照)
臨床試験における処置内容を参考に適切に処置してください。(「重篤なCRS発現一覧」参照)
なお、臨床試験1,2)では、治験薬投与中の発熱全般への対処として、以下を推奨していました。
非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)は可能な限り使用せず、第一選択薬としてアセトアミノフェン及び/又はデキサメタゾンを推奨する。感染による発熱の場合は、抗生物質の使用を検討し、デキサメタゾンの使用は避ける。
MedDRA/J ver.20.0(国内第Ⅰb/Ⅱ相臨床試験4)、海外第Ⅲ相比較対照臨床試験1))、MedDRA/J ver.19.0(海外第Ⅰ/Ⅱ相臨床試験3))
※2:国内適応外
※3:国内未承認
1)承認時評価資料(海外第Ⅲ相試験(00103311試験))
2)承認時評価資料(海外第Ⅱ相試験(20120216試験))
3)承認時評価資料(海外第Ⅰ/Ⅱ相試験(MT103-205試験))
4)承認時評価資料(国内第Ⅰb/Ⅱ相試験(20130265試験))
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