※:デキサメタゾンは、本剤誘導性の炎症性サイトカインの放出を抑制することが示されています。
投与に際しては、デキサメタゾンの電子化された添付文書を熟読してください。
本剤投与前及び投与中は下記に注意し、患者の観察を十分に行ってください。
※:デキサメタゾンは、本剤誘導性の炎症性サイトカインの放出を抑制することが示されています。
投与に際しては、デキサメタゾンの電子化された添付文書を熟読してください。
デキサメタゾン前治療:神経学的事象、サイトカイン放出症候群、及び腫瘍崩壊症候群の発現を軽減するため、骨髄中の白血病性芽球の割合が50%超、又は末梢血中の白血病性芽球数が15,000/μL以上の場合には、本剤による治療開始前にデキサメタゾンによる前治療の実施を検討してください。
デキサメタゾン前投与:サイトカイン放出症候群の発現を軽減するため、すべての患者にデキサメタゾンによる前投与を行ってください。
*静脈内投与の場合はデキサメタゾンリン酸エステルナトリウムとして、経口投与の場合はデキサメタゾンとしての用量。
1)承認時評価資料(海外第Ⅲ相試験(00103311試験))
2)承認時評価資料(国内第Ⅰb/Ⅱ相試験(20130265試験))
本剤投与に使用する輸液ポンプなどの機器は、医療従事者が適切に管理してください。また、本剤投与時に発現が懸念されるサイトカイン放出症候群などの副作用に対し、迅速な対応が可能な体制下で投与を実施してください。
海外第Ⅲ相比較対照臨床試験1)では、以下のスケジュールで検査が実施されました(表3)。
a: バイタルサイン(収縮期/拡張期血圧、脈拍、呼吸など)及び体温は、サイクル1の1日目、2日目は12時間ごとに測定した。その後のサイクルでは、1日目と2日目に1日1回測定した。バイタルサインは、サイクル1の8日前(増量した場合のみ)にも測定した。
b: 中枢神経系における再発予防のための髄腔内化学療法は、サイクル1の開始前10日以内、及び各サイクル後に実施した。
c: 血液凝固検査は、国際標準比と部分トロンボプラスチン時間を含む。
1)承認時評価資料(海外第Ⅲ相試験(00103311試験))
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