- 臨床試験において間質性肺疾患の発現が認められており、呼吸不全により死亡に至った例も報告されておりますので、初期症状(呼吸困難、咳嗽、発熱等)の確認及び定期的な胸部画像検査の実施等、観察を十分に行ってください。
- 間質性肺疾患発症の重要なリスク因子として「既存の間質性病変」が知られています1)。間質性肺疾患のある患者又はその既往歴がある患者では、本剤投与後に間質性肺疾患が発現又は増悪する可能性がありますので、十分に注意してください。
EV-301において、間質性肺疾患は認められなかったもののEV-301以外の臨床試験において間質性肺疾患の発現が認められた。また、EV-301において間質性肺疾患に関連した副作用として肺臓炎(2.0%)のほか、器質化肺炎をあわせて2.4%の発現が認められました。
本剤を用いた国内外の臨床試験において、間質性肺疾患、肺臓炎等が認められていることから、初期症状の確認、定期的な検査や臨床症状の十分な観察及び初期症状が認められた場合の適切な処置を促すために設定しました。
【本剤の電子化された添付文書】 (抜粋)
電子添文に記載された副作用発現頻度は以下の通りです。
間質性肺疾患(2.4%)
間質性肺疾患(頻度不明)、肺臓炎(2.0%)
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