*1: NCI-CTCAE ver. 4.03のGrade 3以上の副作用
*2: GradeはNCI-CTCAE ver. 5.0に準じる
*3: 制吐薬の予防投与については、「参考:国際共同第Ⅲ相試験(SPOTLIGHT試験、GLOW試験)における制吐薬の使用について」等を参考に検討してください
※参考:本剤併用化学療法の催吐リスクは、制吐薬適正使用ガイドライン速報*において「高度催吐性リスクに分類するのが妥当であると考えられる」とされています。詳細は速報をご参照ください。
*日本癌治療学会:HER2 陰性 CLDN18.2 陽性の治癒切除不能な進行・再発の胃がんに対するゾルベツキシマブ併用一次化学療法における制吐療法(制吐薬適正使用ガイドライン速報)2024
国際共同第Ⅲ相試験(SPOTLIGHT試験、GLOW試験)の安全性評価結果に基づき、重篤な有害事象又は Grade 3 以上の有害事象が報告されており、重大な副作用として注意喚起する必要があると考えられる事象を、重大な副作用として記載しました。
なお、臨床試験において本剤を投与された被験者に重度な症例を含めて悪心・嘔吐が報告されていることや、悪心・嘔吐の発現により重篤な転帰を辿る可能性があること、治療介入の必要性があることを考慮して、「悪心・嘔吐」を重要な特定されたリスクに設定しています。
悪心・嘔吐が特に本剤投与開始後最初の1サイクルによくあらわれ、投与中にも発現する可能性があることを、患者にあらかじめ説明してください。
悪心・嘔吐に適切に対処するため、ムカムカ感や嘔吐の衝動を我慢せず、異常を感じた場合は速やかに医療スタッフに伝えるか、医療機関を受診するよう患者に指導してください。
「ビロイと化学療法による治療を受ける患者さんとそのご家族へ」18ページ
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本剤の投与開始前に悪心・嘔吐の症状がある場合は、症状がGrade 1*以下に回復していることを確認してから投与を開始してください。
*GradeはNCI-CTCAE ver. 5.0に準じる
本剤投与により悪心・嘔吐が発現した場合は、重症度に応じて本剤の中断又は中止等の適切な処置を行ってください。また、臨床的判断に基づき、補液や制吐薬投与等の適切な処置を行ってください。
※国際共同第Ⅲ相試験(SPOTLIGHT試験、GLOW試験)における安全性のGradeはNCI-CTCAE ver. 4.03に準じて判定
重大な副作用「重度の悪心・嘔吐」は15.9%*、その他の副作用の「悪心」は64.9%、「嘔吐」は59.1%に認められています1)。
*1: NCI-CTCAE ver. 4.03のGrade 3以上の副作用
※制吐薬のご使用にあたっては、各製品の最新の電子化された添付文書をご確認ください。
国際共同第Ⅲ相試験(SPOTLIGHT試験、GLOW試験)では、以下の理由から、制吐薬として、NK1受容体拮抗薬又は5-HT3受容体拮抗薬の使用を推奨し、コルチコステロイドは使用しない又は最小限の使用とする旨を規定していました。なお、制吐薬としての抗ヒスタミン薬の使用に関する規定は設定していませんでした。
※国際共同第Ⅲ相試験(SPOTLIGHT試験、GLOW試験)におけるコルチコステロイドの有無別の有効性【事後解析】については、適正使用ガイド12ページをご覧ください。
国際共同第Ⅲ相試験(SPOTLIGHT試験、GLOW試験)の本剤初回投与時における制吐薬は、様々な組み合わせで予防投与されていました。
製品のご使用にあたっては、最新の電子化された添付文書をご参照ください。
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