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メディカルアフェアーズ情報

情報提供に関する留意事項

キックリンカプセルの製品Q&A

製品Q&Aご利用にあたってのご注意

製品Q&Aは、医療従事者からのよくある質問とその回答をまとめた弊社製品に関するお問い合わせの情報提供サイトです。

回答は、先生のご質問への回答を目的として提供されるものであり、第三者への公開(学会発表、書籍や雑誌への投稿、Webサイトへの公開等)はお控えください。
本回答は参考としてご利用いただき、医療行為におけるご判断は、医療従事者の裁量と責任のもとに行っていただきますようお願い致します。

保険査定基準に関しては、弊社としてはお答えしかねます。
各地域の審査支払機関(国保連合会・支払基金など)にご確認ください。
回答で記載されている他社製品の情報の詳細につきましては、販売元にお問い合わせください。

製品のご使用にあたっては、その製品の最新の電子化された添付文書をご確認ください。
その製品に関してご不明な点がございましたら、弊社メディカルインフォメーションセンターにお問い合わせください。

また、製品Q&Aを利用することを通じて、先生が当社に提供される情報(先生からのご質問、ご意見、ご提案などを含みます)については、先生の個人情報(取扱いについては別途個人情報の取扱いについて規定しておりますのでご参照ください)を除き、機密の取扱いをしておりません。また、弊社は、個人情報を除いた当該情報をいかなる目的にも無償で自由に利用できるものとします。

なお、製品Q&Aのご利用にあたっては、上記の注意事項に加えて、利用規約に定める利用条件をお守りください。

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製品基本情報

キックリンカプセルの効能又は効果を教えてください

キックリンカプセルの効能又は効果は、「慢性腎臓病患者における高リン血症の改善」です1)

効能又は効果に関連する注意2)

5.効能又は効果に関連する注意
本剤は血中リンの排泄を促進する薬剤ではないため、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。


(解説)
本剤は、消化管内でリン酸と結合し体内へのリン吸収を阻害する薬剤である。血中リンの排泄を促進する薬剤ではないので、食事療法等によるリン摂取制限を考慮すること。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅴ.1.効能又は効果
2)インタビューフォーム Ⅴ.2.効能又は効果に関連する注意

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キックリンカプセルの用法及び用量を教えてください

キックリンカプセルの用法及び用量は以下のとおりです1)
通常、成人には、ビキサロマーとして1回500mgを開始用量とし、1日3回食直前に経口投与する。以後、症状、血清リン濃度の程度により適宜増減するが、最高用量は1日7,500mgとする。
(解説)
キックリンは、食事に含まれるリン酸と消化管内で結合し、体内へのリン酸吸収を阻害することによって血清リン濃度を低下させる薬剤であることから、毎食直前に服用することにより最大薬効が発揮されると考えられる。したがって、1日3回、毎食直前に経口投与を行うこととした。

用法及び用量に関連する注意2)

7.用法及び用量に関連する注意
7.1 <透析患者の場合>
投与量は、血清リン濃度が3.5~6.0mg/dLとなるよう、以下の基準を目安に適宜増減する。

 

<保存期慢性腎臓病患者の場合>
投与量は、血清リン濃度を各施設の基準値内に維持するよう適宜増減する。増量幅はビキサロマーとして1回あたりの用量で500mgまでとする。
7.2 本剤投与開始時又は用量変更時には、1~2週間後を目安に血清リン濃度の確認を行うことが望ましい。
7.3 増量を行う場合は1週間以上の間隔をあけて行うこと。


(解説)
7.1 「慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常の診療ガイドライン(2012年)」において、血清リン濃度の管理目標値は3.5~6.0mg/dLとされている。本剤を投与する際、血清リン濃度に応じた適切な用量調節を促すため、用量調節基準を設定した。
7.2 本剤の投与開始時又は用量変更時は、その用量における治療効果の確認が必要である。本剤の投与開始時又は用量変更時の1~2週間後を目安に血清リン濃度の確認をすることが望ましいため設定した。
7.3 用量ごとの治療効果及び安全性を確認した上で増量することを注意喚起するため設定した。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅴ.3.(1)用法及び用量の解説
2)インタビューフォーム Ⅴ.4.用法及び用量に関連する注意

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キックリンカプセルが禁忌の患者を教えてください

キックリンカプセルの禁忌は以下のとおりです1)
2.禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
2.2 腸閉塞の患者[非吸収性ポリマーのため、腸管穿孔を起こすおそれがある。]
(解説)2)
2.1 一般的留意事項として記載している。
一般に、ある薬剤の成分により過敏症を生じた患者に同一成分を含有する薬剤が再投与された場合、アレルギー症状を呈する可能性が高く、ショック等の重篤な副作用を生じるおそれがあることから、「本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者」を禁忌とした。
2.2 腸管穿孔、腸閉塞の発現が報告されており、また本剤は非吸収性ポリマーであり、腸閉塞の悪化、腸管穿孔を引き起こす可能性があるため、「腸閉塞の患者」を禁忌とした。

引用:
1)電子化された添付文書
2)インタビューフォーム Ⅷ.2.禁忌内容とその理由

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キックリンカプセルの作用機序を教えてください

キックリンカプセルの作用機序は以下のとおりです1)
ビキサロマーはアミン機能性リン酸結合性ポリマーであり、消化管内でリン酸と結合して糞中へのリン排泄を促進することにより、消化管からのリン吸収を抑制し血中リン濃度を低下させる。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅵ.2.(1)作用部位・作用機序

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特定の背景を有する患者

合併症・既往歴等のある患者へのキックリンカプセルの投与について教えてください。

合併症・既往歴等のある患者へのキックリンカプセルの投与における注意点は以下のとおりです1)

9.1 合併症・既往歴等のある患者
9.1.1 便秘のある患者
症状が悪化した場合、腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。
9.1.2 腸管狭窄のある患者
非吸収性ポリマーのため、腸閉塞、腸管穿孔を起こすおそれがある。
9.1.3 腸管憩室のある患者
憩室部位に腸管穿孔を起こすおそれがある。
9.1.4 腹部手術歴のある患者
腸管の癒着等が生じ、腸閉塞を起こすおそれがある。
9.1.5 痔疾患のある患者
症状を悪化させるおそれがある。
9.1.6 消化管潰瘍又はその既往歴のある患者
症状を悪化又は再発させるおそれがある。
9.1.7 重度の消化管運動障害を有する患者
症状を悪化させるおそれがある。


(解説)
9.1.1 本剤の投与により便秘症状の悪化がみられた場合、腸閉塞、腸管穿孔を引き起こす可能性があるため、「便秘のある患者」には慎重に投与すること。
9.1.2 本剤は非吸収性ポリマーであり、腸閉塞、腸管穿孔の発現が報告されている。本剤の投与により腸閉塞の悪化、腸管穿孔を引き起こす可能性があるため、「腸管狭窄のある患者」には慎重に投与すること。
9.1.3 類薬で、腸管穿孔の集積症例に憩室部位が穿孔していた症例や憩室炎の既往のある症例が含まれており、腸管憩室から腸管穿孔に至る可能性が考えられることから、「腸管憩室のある患者」には慎重に投与すること。
9.1.4 「腹部手術歴のある患者」では、腸管の癒着等が生じ腸閉塞に至る可能性があるため慎重に投与すること。
9.1.5 本剤の投与により便秘の悪化、硬便等がみられた場合、症状を悪化させる可能性があるため、「痔疾患のある患者」には慎重に投与すること。
9.1.6、9.1.7 キックリンカプセルの主な副作用として胃腸障害が報告されている。「消化管潰瘍又はその既往歴のある患者」や「重度の消化管運動障害を有する患者」に対しては、これらの疾患の再発や症状を悪化させる可能性があるため、慎重に投与すること。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(1)合併症・既往歴等のある患者

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腎機能障害患者へのキックリンカプセルの投与について教えてください

腎機能障害患者へのキックリンカプセルの投与における注意点は設定されておりません1)

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(2)腎機能障害患者

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肝機能障害患者へのキックリンカプセルの投与について教えてください

肝機能障害患者へのキックリンカプセルの投与における注意点は設定されておりません1)

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(3)肝機能障害患者

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生殖能を有する者へのキックリンカプセルの投与について教えてください

生殖能を有する者へのキックリンカプセルの投与における注意点は設定されておりません1)

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(4)生殖能を有する者

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妊婦へのキックリンカプセルの投与について教えてください

妊婦へのキックリンカプセルの投与における注意点は以下のとおりです1)

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。


(解説)
キックリンカプセルの臨床試験において、妊婦等に対する使用経験がなく、安全性は確立していないことから設定した。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(5)妊婦

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授乳婦へのキックリンカプセルの投与について教えてください

授乳婦へのキックリンカプセルの投与における注意点は設定されておりません1)

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(6)授乳婦

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小児等へのキックリンカプセルの投与について教えてください

小児等へのキックリンカプセルの投与における注意点は以下のとおりです1)

9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。


(解説)
キックリンカプセルの臨床試験において、18歳未満の患者への使用経験がなく、小児等に対する安全性は確立されていないことから設定した。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(7)小児等

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高齢者へのキックリンカプセルの投与について教えてください

高齢者へのキックリンカプセルの投与における注意点は以下のとおりです1)

9.8 高齢者
消化器症状等の副作用の発現に注意すること。一般に生理機能が低下している。


(解説)
高齢者では一般に生理機能が低下していることが多いと考えられるので、高齢者に投与する場合は、消化器症状等の副作用の発現に注意すること。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.6.(8)高齢者

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安全性

キックリンカプセルの副作用について教えてください

キックリンカプセルの副作用の情報はこちらをご参照ください。

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キックリンカプセルとの併用に注意が必要な薬剤を教えてください

相互作用の情報はこちらをご参照ください。

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キックリンカプセルの服薬指導時に使用できる資料はありますか?

患者サポート資材はこちらをご参照ください。

製剤関連

キックリンカプセルの適用上の注意について教えてください

キックリンカプセルの適用上の注意点は以下のとおりです1)

14.適用上の注意
14.1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することがある。


(解説)
一般的留意事項として記載している。
キックリンカプセルはPTP(Press Through Package)包装の仕様となっているので、日薬連第240号(平成8年3月27日付)及び第304号(平成8年4月18日付)「PTP誤飲対策について」に従い設定した。
PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入し、更には穿孔を起こして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発することが報告されているので、薬剤交付時には、PTPシートから取り出して服用するよう患者へ指導をすること。

引用:
1)インタビューフォーム Ⅷ.11.適用上の注意

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