電子添文に記載された副作用発現頻度は以下の通りです。
11.1重大な副作用
11.1.4肝機能障害、黄疸
AST(0.6%)、ALT(0.8%)の上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(5.0%)があらわれることがある。
◆以下、電子化された添付文書以外の補足情報
第Ⅲ相試験併合解析(全期間)における肝機能障害に関連する有害事象の発現率(95%信頼区間)は、本剤100mgで11.4(7.8, 16.7)/100人・年、150mgで18.7(13.9, 25.2)/100人・年、本剤合計*で14.8(12.1,18.2)/100人・年でした1)。第Ⅲ相試験における本剤投与例のうち、肝機能異常が100mgで278例中14例(5.0%)、150mgで276例中20例(7.2%)と最も多く、次いでALT増加が100mgで2例(0.7%)、150mgで7例(2.5%)認められました。
第Ⅱ/Ⅲ相試験併合解析における本剤投与全例*での発現率(95%信頼区間)は、7.3(6.2, 8.5)/100人・年でした。
*プラセボ投与から本剤投与に切り替えた後の発現を含む。
肝機能障害に関連する有害事象の曝露量あたりの発現率:併合解析(安全性解析対象集団)1)