国際共同第Ⅲ相試験(ENZAMET試験)は、対照薬が国内未承認又は承認外を含む効能又は効果、用法及び用量で行われていますが、承認時に評価された資料であるため掲載します。
悪心がおこる可能性があることをお伝えください。
「イクスタンジ錠の治療を始める方へ」17ページ
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本剤投与中に悪心が認められた場合は、原因検索を行っていただき、補正可能な原因であれば、原因に対する治療を行ってください。本剤の副作用と考えられる場合は、対症療法や本剤の休薬、中止等の適切な対応をお願いいたします。
回復・軽快した悪心68例のうち、23例に何らかの対症療法が行われており、補液、D2受容体拮抗薬、H2受容体拮抗薬やPPI等の胃薬及びステロイドが主な対症療法でした。本剤の投与状況に関しては36例で中止、31例で本剤を継続していました。その他1例は不明でした。うち、休薬・減量なく継続している症例が13例、休薬後継続している症例が5例、減量継続している症例が13例でした。
第Ⅲ相臨床試験(海外データ、日本人を含む)2-11)における悪心の発現頻度(有害事象)
国際共同第Ⅲ相試験(ENZAMET試験)は、対照薬が国内未承認又は承認外を含む効能又は効果、用法及び用量で行われていますが、承認時に評価された資料であるため掲載します。
市販直後調査1)において報告された不明を除く 59例の悪心の発現時期は、中央値15日(1日~111日)で、約70%が4週以内に発現していました。
市販直後調1)において転帰日が報告された36例の情報に基づくと、悪心が発現してから回復・軽快するまでの期間は中央値15日(1日~111日)であり、約60%が2週以内に、約80%が4週以内に回復・軽快していました。
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