- スーグラの電子化された添付文書において、低血糖は「重大な副作用」として記載されています。
- 2型糖尿病患者を対象とした製造販売承認時の国内開発臨床試験(併用療法試験を含む)では、調査症例1,669例中、低血糖が9例(0.5%)、無自覚性低血糖が1例(0.1%)認められました1)。
- 1型糖尿病患者を対象とした製造販売承認時の国内開発臨床試験では、調査症例201例中、低血糖が196例(97.5%)認められました1)。
- 高齢2型糖尿病患者を対象とした特定使用成績調査の報告では、安全性解析対象症例8,505例中、低血糖が58件(0.68%)認められました2)。
- 2型糖尿病患者を対象とした長期特定使用成績調査の3年次最終報告では、安全性解析対象症例11,051例中、低血糖が57例(0.52%)認められました3)。
- 低血糖の発現機序は不明です。インスリン製剤、スルホニルウレア剤又は速効型インスリン分泌促進剤と併用する場合には、これらの薬剤による低血糖のリスクが増加するおそれがあります。
- 低血糖症状が認められた場合には、糖質を含む食品を摂取するなど適切な処置を行ってください。ただし、α-グルコシダーゼ阻害剤との併用により低血糖症状が認められた場合にはブドウ糖を投与してください。