トランコロンPの製品Q&A

製品Q&Aご利用にあたってのご注意

製品Q&Aは、医療従事者からのよくある質問とその回答をまとめた弊社製品に関するお問い合わせの情報提供サイトです。

回答は、先生のご質問への回答を目的として提供されるものであり、第三者への公開(学会発表、書籍や雑誌への投稿、Webサイトへの公開等)はお控えください。
本回答は参考としてご利用いただき、医療行為におけるご判断は、医療従事者の裁量と責任のもとに行っていただきますようお願い致します。

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各地域の審査支払機関(国保連合会・支払基金など)にご確認ください。
回答で記載されている他社製品の情報の詳細につきましては、販売元にお問い合わせください。

製品のご使用にあたっては、その製品の最新の電子化された添付文書をご確認ください。
その製品に関してご不明な点がございましたら、弊社メディカルインフォメーションセンターにお問い合わせください。

また、製品Q&Aを利用することを通じて、先生が当社に提供される情報(先生からのご質問、ご意見、ご提案などを含みます)については、先生の個人情報(取扱いについては別途個人情報の取扱いについて規定しておりますのでご参照ください)を除き、機密の取扱いをしておりません。また、弊社は、個人情報を除いた当該情報をいかなる目的にも無償で自由に利用できるものとします。

なお、製品Q&Aのご利用にあたっては、上記の注意事項に加えて、利用規約に定める利用条件をお守りください。

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製品基本情報

トランコロンPの効能又は効果を教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

4.効能又は効果
過敏大腸症(イリタブルコロン)

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トランコロンPの用法及び用量を教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

6.用法及び用量
通常成人 1 回 2 錠を 1 日 3 回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。

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トランコロンPの禁忌の患者を教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

2.禁忌(次の患者には投与しないこと)
2.1 閉塞隅角緑内障の患者[抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状を悪化させることがある。]
2.2 前立腺肥大による排尿障害のある患者[排尿筋の弛緩と膀胱括約筋の収縮を起こし、排尿障害を悪化させるおそれがある。]
2.3 重篤な心疾患のある患者[心臓の運動を促進させ、症状を悪化させるおそれがある。]
2.4 麻痺性イレウスのある患者[消化管運動を低下させるため、症状を悪化させるおそれがある。]
2.5 本剤又はバルビツール酸系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
2.6 急性間欠性ポルフィリン症のある患者[ポルフィリン合成を増加させ、症状を悪化させるおそれがある。]
2.7 ボリコナゾール、タダラフィル(肺高血圧症を適応とする場合)、マシテンタン、エルバスビル、グラゾプレビル、チカグレロル、ドラビリン、リルピビリン、カボテグラビル、ニルマトレルビル・リトナビル、ドルテグラビル・リルピビリン、リルピビリン・テノホビル アラフェナミド・エムトリシタビン、ダルナビル・コビシスタット、アルテメテル・ルメファントリン、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル ジソプロキシル、エルビテグラビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、ダルナビル・コビシスタット・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、ビクテグラビル・エムトリシタビン・テノホビル アラフェナミド、ソホスブビル・ベルパタスビルを投与中の患者

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トランコロンPの作用機序を教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

18.1 作用機序
18.1.1 メペンゾラート臭化物
ムスカリン受容体遮断薬で、副交感神経興奮による反応を抑制することにより様々な作用を現す。
18.1.2 フェノバルビタール
GABAA受容体のサブユニットに存在するバルビツール酸誘導体結合部位に結合することにより、抑制性伝達物質GABAの受容体親和性を高め、Clチャネル開口作用を増強して神経機能抑制作用を促進する。

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特定の背景を有する患者

トランコロンPの腎機能障害患者への投与について教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

9.2 腎機能障害患者
症状の悪化、また、本剤中に含まれるフェノバルビタールの血中濃度上昇のおそれがある。

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トランコロンPの肝機能障害患者への投与について教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

9.3 肝機能障害患者
症状の悪化、また、本剤中に含まれるフェノバルビタールの血中濃度上昇のおそれがある。

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トランコロンPの妊婦への投与について教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

9.5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には投与しないことが望ましい。
9.5.1 本剤中に含まれるフェノバルビタールを妊娠中に投与された患者の中に、奇形を有する児(口唇裂、口蓋裂、心奇形、大動脈縮窄症等)を出産した例が多いとの疫学的調査報告がある。
9.5.2 本剤中に含まれるフェノバルビタールを妊娠中に投与することにより、新生児に出血傾向、呼吸抑制等を起こすことがある。
9.5.3 本剤中に含まれるフェノバルビタールを妊娠中に投与することにより、葉酸低下が生じるとの報告がある。
9.5.4 本剤中に含まれるフェノバルビタールを分娩前に連用した場合、出産後新生児に離脱症状(多動、振戦、反射亢進、過緊張等)があらわれることがある。

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トランコロンPの授乳婦への投与について教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

9.6 授乳婦
 授乳を避けさせること。本剤中に含まれるフェノバルビタールが乳汁中へ移行し、新生児、乳児に傾眠、哺乳量低下を起こすことがある。

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トランコロンPの小児等への投与について教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

9.7 小児等
小児等を対象とした有効性及び安全性を指標とした臨床試験は実施していない。

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トランコロンPの高齢者への投与について教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

9.8 高齢者
少量から投与を開始するなど慎重に投与すること。一般に抗コリン作用による視調節障害、口渇、排尿障害等が、また、本剤中に含まれるフェノバルビタールによる呼吸抑制、興奮、抑うつ、錯乱等があらわれやすい。

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安全性

トランコロンPの副作用について教えてください

副作用の情報はこちらをご参照ください。
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トランコロンPの過量投与について教えてください

電子化された添付文書の記載は以下のとおりです。
(2023年2月改訂(第2版))

13.過量投与
13.1 症状
 本剤中に含まれるフェノバルビタールの作用として中枢神経系及び心血管系抑制。血中濃度40~45μg/mL以上で眠気、眼振、運動失調が起こり、重症の中毒では昏睡状態となる。
呼吸は早期より抑制され、脈拍は弱く、皮膚には冷汗があり、体温は下降する。肺の合併症や腎障害の危険性もある。
13.2 処置
 呼吸管理。炭酸水素ナトリウム投与による尿アルカリ化、利尿剤投与によりフェノバルビタールの排泄を促進させる。重症の場合は血液透析や血液灌流を考慮すること。
 メペンゾラート臭化物の抗コリン作用に対してはネオスチグミン等を静脈内投与する。

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トランコロンPとの併用に注意が必要な薬剤を教えてください

相互作用の情報はこちらをご参照ください。
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